私が馬を好きになった理由
「どうしてホースセラピーのボランティアをしているのですか?」
そう聞かれることがあります。
実は、馬とのご縁は子どもの頃から続いています。
私が小さい頃、家族で毎年のように阿蘇へ遊びに行っていました。
その中でも一番楽しみにしていたのが、馬に乗ることでした。
馬の背中の揺れ。ゆっくりと進む時間。優しいまなざし。駆け足のスリルとスピード感!
子どもだった私は、馬と一緒にいるだけで嬉しくて、なぜか心が落ち着いていました。
当時は言葉にできませんでしたが、
「馬と会話ができている気がする」
そんな感覚がありました。
もちろん、本当に言葉を交わしていたわけではありません。
けれど、馬は不思議な存在です。
言葉がなくても、こちらの気持ちを感じ取ってくれているような気がするのです。
大人になるにつれて、仕事や子育てに追われる日々が続きました。
いじめや人間関係の悩み、子育ての不安、経済的な苦労など、振り返れば決して平坦な人生ではありませんでした。
それでも私はいつも、
「人生って不思議と守られている」
という感覚を持っていました。
そして、自分の心に正直に生きることを大切にしてきました。
母がよく言っていた
「嘘はつきなさんな、いつか必ずズレてくるから」
という言葉も、今では大切な人生の指針になっています。
他人への嘘だけでなく、自分の心への嘘もつかない。
そう生きることを心がけてきました。
そんな私が今、ホースセラピーのボランティアで引き馬を担当しています。
子どもの頃に大好きだった馬と、こうして再び関わることになるなんて、当時は想像もしていませんでした。
人生は時々、不思議な形で点と点がつながります。
子どもの頃の「好き」が、何十年も経ってから再び目の前に現れることがあるのです。
私は霊視鑑定やレイキ、イトオテルミーのお仕事をしています。
一見すると馬とは関係がないように見えるかもしれません。
でも私の中では、どれも同じところにつながっています。
それは、
言葉にならないものを感じること。
人の心。身体の声。魂の望み。
そして馬もまた、言葉を使わずに多くのことを教えてくれます。
人生に迷った時、私たちはつい頭で考えすぎてしまいます。
でも本当に大切な答えは、案外もっとシンプルなところにあるのかもしれません。
子どもの頃に好きだったこと。
時間を忘れて夢中になれたこと。
なぜかわからないけれど心が喜ぶこと。
そこには、魂が本当に望んでいるヒントが隠れていることがあります。
もし今、
「自分が何をしたいのかわからない」
そんな気持ちになっているなら、一度思い出してみてください。
子どもの頃、何が好きでしたか?
何をしている時が楽しかったですか?
その答えの中に、これからの人生をもっと自分らしく生きるためのヒントがあるかもしれません。
私自身、阿蘇の馬との思い出が、何十年もの時を経て今につながっているように。
あなたの子どもの頃の「大好き」は何ですか?ぜひ、心の中で思い出してみてください。
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